Instagram

ニッケル合金材料販売の
よくあるご質問

  1. HOME
  2. ニッケル合金材料販売
  3. よくあるご質問

材料販売FAQ

Q1 どのような在庫があるかを教えてください。
A1

純ニッケルやパーマロイ、インバーなどのニッケル合金だけでも30種類以上の鋼種とその他の鋼種も扱っています。詳細はこちらをご覧ください。

Q2 最短納期を教えてください。
A2

切断を伴わない素材の販売でしたら、ご注文後最短2日で出荷します。

Q3 在庫表に無いサイズについて対応はできますか?
A3

対応可能です。
板・帯の場合、圧延加工して対応しております。
丸棒の場合、ビレットから鍛造するか、在庫にある大きいサイズの丸棒を機械加工にて切削します。
ビレットの場合、帯鋸切断機で必要なサイズに切断します。

Q4 相当材ではなく“インコネル”や“ハステロイ”はありますか?
A4

当社で保有している材料の大半は、相当材です。“インコネル”や“ハステロイ”指定の場合、鋼種によっては海外などから取り寄せ可能ですのでご相談ください。

Q5 当社や国内に無い規格などの材料を取り寄せられますか?
A5

海外問屋や海外の材料メーカーとも取引しておりますので、海外規格の材料を取り寄せ可能です。
海外事業について
詳しく見る

Q6 海外に輸出することはできますか?
A6

ご要望に応じて、輸出手続きから梱包・出荷まで行っています。
海外事業について
詳しく見る

Q7 素材メーカーを指定して購入することはできますか?
A7

鋼種や形状により指定して購入することは可能です。

Q8 ビレットは最小どれくらいまで薄く切断できますか?
A8

実績としては最小厚さ4mmまで切断することが可能です。

Q9 板の切断は何ミリまで狭い幅で切断できますか?
A9

大半の板切断では、シャーリング切断機を使用します。
シャーリング切断機は切断する幅が狭いと切断によってねじれが生じてしまいます。
その為、シャーリング切断の最小幅は50mmまでとしておりますが、多少のねじれが使用上問題ない場合は、30mm幅や20mm幅に切断することも可能です。

Q10 AMS、ASTM、ASMEとは何ですか?
A10

いずれも規格名です。
AMS=“Aerospace Material Standard ”(アメリカ航空宇宙用材料規格)

ASTM=“Standards of American Society for Testing and Materials ”(アメリカ材料試験協会規格)

ASME=“American Society for Mechanical Engineers”(アメリカ機械学会規格)

Q11 RoHS2証明書や紛争鉱物調査等の調査依頼への対応はできますか?
A11

対応可能です。場合により調査・検査費用が発生する可能性があります。

磁性材FAQ

Q1 パーマロイはどのような用途に使われますか?
A1

パーマロイには大きく分けて2つの用途があります。一つは、磁気を引き付けて吸収する力があることを利用して、外部または内部からの磁気を遮蔽するシールドプレートやケース、ボックスなどとしての用途です。
もう一つは、少ない磁場での高い集磁能力を利用して、電磁石としての鉄芯やヨーク、コアとしての用途です。

Q2 磁気特性とは何ですか?
A2
一口に磁気特性と言ってもいくつかの指標があり、それの総称を磁気特性と言います。主な磁気特性の指標として、次のようなものがあります。
  • ●透磁率:
    磁化のしやすさを示す量のことです。数値が高ければ磁化しやすい材料だと言えます。
  • ●保磁力:
    外部磁場を取り去り、磁化された状態から磁化されていない状態に戻すために必要な外部磁場の強さを言います。値が小さければ弱い外部磁場で残磁を0にすることが可能です。
  • ●飽和磁束密度:
    磁場をかけ続けた際に磁性体が持つ磁束密度の限界値のことです。飽和磁束密度が高ければ磁場をかけたときに磁性体に高い磁力を持たせることが可能です。
Q3 パーマロイは何に効果がありますか?
A3

外部や内部からの磁気を効率よく遮蔽することができ、透磁率が高いことから、少ない磁場で高い磁束密度の鉄芯を作ることが可能です。保磁力が小さいため、センサーコアとしての精密さを向上させることが可能です。

Q4 パーマロイを熱処理した場合としない場合で性能差はどれぐらいですか?
A4

PCで言いますと、磁気焼鈍していない光輝焼鈍(BA)のみの材料は、磁気焼鈍した材料に比べて、約40分の1まで性能が落ちてしまいます。パーマロイの磁気特性を十分に発揮させるためには、磁気焼鈍という特殊な熱処理が必要です。

Q5 パーマロイは磁気を反射しますか?
A5

反射はせずに、パーマロイ自体に磁気が吸収されていきます。

Q6 磁気特性の高いものは何ですか?
A6

透磁率という磁化しやすい材料をお求めならパーマロイの中でもPCをお勧めします。しかし、PCはPBより飽和磁束密度が小さいのとPBに比べてニッケルの含有量が多い為、高価になります。そのようなことから、どのように使用されるかで選ぶ材料が変わってきます。
パーマロイの特性についてはこちらを参照ください。

Q7 在庫表に無いサイズについて対応できますか?
A7

対応可能です。
板・帯の場合、圧延加工して対応しております。
丸棒の場合、ビレットから鍛造するか、在庫にある大きいサイズの丸棒を機械加工にて切削します。
ビレットの場合、帯鋸切断機で必要なサイズに切断します。

Q8 パーマロイは加工後そのまま使用しても問題ありませんか?
A8

パーマロイは最終形状に加工後、磁気特性を上げるために磁気焼鈍という特殊な熱処理が必要です。材料で販売する場合は、磁気焼鈍しておりません。

Q9 加工や磁気焼鈍(熱処理)まで対応できますか?
A9

図面をお送りいただければ、加工だけでなく、磁気焼鈍も行います。数量も1個から対応可能です。
量産時はプレス加工などにより、何万個単位でも対応可能です。お気軽にご相談ください。

Q10 磁気焼鈍(熱処理)後、表面は黒くなっているのですか?
A10

磁気焼鈍は1100℃という高温、且つ水素雰囲気中で熱処理しますので表面が黒くなることはありません。水素という還元雰囲気なので、磁気焼鈍(熱処理)後は磁気焼鈍前より若干輝いた表面になります。

Q11 パーマロイの物性値が記載された技術資料はありますか?
A11

当社でまとめた資料を参考にしてください。詳細はこちら

Q12 パーマロイは錆びますか?
A12

パーマロイはニッケル含有量が多い為、錆びにくい材料ではあります。しかし、ニッケルを45~48%含むPB(ピービー)は、梅雨時期など気温が高めで多湿な環境では、保管状況によって、茶色い斑点のような錆が発生することがあります。
当社では、梱包の際、特にPBの加工品に関しては、必要に応じて乾燥材の投入や真空パックによる保管で防錆対策を施しております。

Q13 塗装やメッキはできますか?
A13

お客様の仕様によって塗装や無電解ニッケルメッキを行うことで、錆びないようにしております。

Q14 磁気特性の測定はできますか?
A14

製品自体の磁気特性を測定する場合は、HCメーターという保磁力を測定する機器で測定可能です。B-Hトレーサーを保有しておりますので、製品と同じ材料で製作したテストリングを使用して、透磁率・保磁力・飽和磁束密度などを測定することが可能です。

低膨張材FAQ

Q1 インバーは錆びますか?
A1

多湿な環境下においては、錆びることがあります。錆び防止のため、メッキや塗装をして使用されるケースが多いです。

Q2 インバーとスーパーインバーの機械的強度はどれくらいですか?
A2

下記の通りです。

【インバー】 0.2%耐力:265MPa 引張強さ:450MPa 硬度:115HBW
【スーパーインバー】 0.2%耐力:305MPa 引張強さ:460MPa 硬度:130HBW
※いずれも参考値です。

Q3 インバーの加工性を教えてください。
A3

インバーの主成分は鉄とニッケルです。ともに粘りのある金属であるため、アルミやステンレスよりも工具の刃もちは悪い傾向にあります。当社で加工して提供することも可能ですので、加工でお困りでしたら、ご相談ください。

耐熱材・耐食材FAQ

Q1 インコネルとは何ですか?
A1

“インコネル(INCONEL)”はSpecial Metals Corporation社のブランド名です。“インコネル600”や“インコネル718”等のように、“インコネル”の後に材料番号が続きます。

詳しくはこちら
材料番号(鋼種)をご指定いただければ、御見積りします。

Q2 ハステロイとは何ですか?
A2

“ハステロイ(HASTELLOY)”はHAYNES社のブランド名です。“ハステロイC276”や“ハステロイB-2”等のように、“ハステロイ”の後に材料番号が続きます。

詳しくはこちら
材料番号(鋼種)をご指定いただければ、御見積りします。

Q3 インコネル600とアロイ600の違いを教えてください。
A3

“インコネル(INCONEL)”はSpecial Metals Corporation社のブランド名です。“アロイ(Alloy)”は“インコネル(INCONEL)”及びその相当品を含めた呼称として当社では呼んでいます。

Q4 ハステロイC276とアロイC276の違いを教えてください。
A4

“ハステロイ(HASTELLOY)”はHAYNES社のブランド名です。“アロイ(Alloy)”は“ハステロイ(HASTELLOY)”及びその相当品を含めた呼称として当社では呼んでいます。

Nickel
Alloyニッケル合金材料販売

CONTACT Contact お問い合わせ

Contact お問い合わせ

PAGE TOP