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技術コラムCOLUMN

高透磁率磁性材料パーマロイとは?パーマロイの性質や用途について

株式会社光栄はパーマロイを豊富に在庫しており、お急ぎの場合でも迅速に対応が可能です。材料だけでなく、豊富な知識と経験でお客様をサポートしますので、その中でよく聞かれる内容を紹介していきます。ご一読いただくと、パーマロイの理解が深まります。

パーマロイってどのような材料?また、どんな種類があるの?

パーマロイとは主にニッケルと鉄の成分でできた高透磁率の金属材料のことをいいます。ニッケルの含有率は35~80%です。ニッケルの含有率の違いによって数種類のパーマロイがあります。
英語のpermeability(透磁率)とalloy(合金)を掛け合わせて、Permalloy(パーマロイ)と呼んでいるのです。
透磁率はあまり聞きなれない言葉ですが、分かりやすく言うと「磁化しやすさ」を意味しております。

材質に応じてニッケル45~48%のパーマロイをPB(ピービー)、ニッケル78%~80を含むパーマロイをPC(ピーシー)と呼びます。また、36%ニッケルをPD、50%ニッケルをPEと呼びます。扱いはありませんが、PFという材質もあります。
また、今は存在しませんが、その昔は高透磁率のパーマロイとしてPAというものもあったそうです。
海外では、PCのことをミューメタルとして販売しているメーカーもあります。
株式会社光栄は国内メーカーだけでなく海外メーカーのパーマロイも取り扱っています。納期含めて、お気軽にご相談ください。

パーマロイの特性表

優れた磁気特性をもつパーマロイとは?

パーマロイの見た目は鉄やステンレスなどの金属と何ら変わりはありません。
しかし、パーマロイは同じ磁性材料であるケイ素鋼板や純鉄と比べて透磁率が高く、磁気に対して敏感に反応する特殊な性質を有しております。
また、保磁力が非常に小さいという特徴があります。そのため、パーマロイは軟磁性材料と呼ばれています。
PBは透磁率が高く、磁束密度も高いのが特徴です。PCはPBよりさらに透磁率が高いのが特徴です。

磁性材―磁気特性分布図

パーマロイの性質について

パーマロイは外部磁界の影響を受けて磁化しやすい材料にもかかわらず、外部磁界が0(ゼロ)になると永久磁石とは異なり、磁化せず元の状態に戻ります。つまり、パーマロイは磁気シールド効果が高く、集磁作用が大きいという性質があります。

また、パーマロイは磁気を引きつける性質を活かして、磁界の影響をシャットアウトしたり、磁界の変動をキャッチして機械的な動きに変換したりすることも可能です。

パーマロイの性質について

パーマロイの用途

パーマロイの磁界の影響を遮断する性質は、磁気シールドとして利用されています。そのため、磁気ノイズに弱い精密機器を守ることが可能です。また、電子顕微鏡などを磁気の影響から守ることも可能です。

その他、音響や計測機器のノイズカット用シールドケースや産業機器インバーターモーターの回転制御装置、各種トランスのコアなどにもパーマロイが使用されています。

  • あらゆる分野に使われているパーマロイ。株式会社光栄ではパーマロイの熱処理や、磁気焼鈍と磁気特性の測定をすることも可能です。ニッケル合金の総合メーカーとして、多種多様のご要望にお応えするため、お気軽にお問い合わせください。

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