技術コラムCOLUMN
磁気特性の測定方法について
光栄では、100種類以上のパーマロイ製品を製造していますが、製品については、必要に応じて磁気特性の検査を行っています。その磁気特性の検査と言っても2つの測定方法があり、それらを行うことでお客様も安心してご使用頂くことができます。ここではその2つの測定方法について紹介させて頂きます。
●測定方法 その1 自動計測保磁力計
当社では東北特殊鋼製 自動計測保磁力計を保有しています。自動計測保磁力計は製品そのものの保磁力(Hc)を測定することが可能です。
東北特殊鋼製 自動保磁力計の仕様については下記リンクをご参照下さい。
機器製品|製品・技術から選ぶ|製品・技術情報|東北特殊鋼
●測定方法 その2 B-Hトレーサー
当社では、理研電子製 B-Hトレーサーを保有しています。B-Hトレーサーは製品そのものの磁気特性を測定する測定器ではなく、テストリング(φ45×φ33×t)というリング形状のパーマロイ材料を製作し、外側に巻き線を行うことで、磁気特性の測定を行います。保磁力(Hc)だけでなく、初透磁率(μi)、最大透磁率(μm)、最大飽和磁束密度(Bm)を測定することが可能です。
当社ではパーマロイ製品を磁気焼鈍する際、必要に応じて同材料で製作したテストリング(φ45×φ33×t)を磁気焼鈍し、そのテストリングの磁気特性を測定することでパーマロイ製品の磁気特性とみなし、品質管理を行っています。
このように、光栄では必要に応じて2つの方法いずれかで磁気特性の測定を行い、製品の品質管理を行っています。
